こころをふんわり軽やかに 日々のあれこれを紡ぎます

2017/051234567891011121314151617181920212223242526272829302017/07

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
classroom.jpg

ごきげんよう。

先日、息子の学校の個別懇談で、先生からこんなエピソードを伺いました

***

ある日の授業前のこと。

休み時間(移動時間)に、口笛を吹いていた学生が何人かいたそうなのです。
授業がはじまる前になっても、その口笛が止みそうになかったので、先生が、

「授業が始まるから、口笛はやめなさい」

と声をかけたのだそう。

口笛は止まったそうで、授業が始まると思いきや、
どこからかまた、口笛が聞こえてきて。

先生もこのままにはできない、と思われて、
授業が始まるというのに、その態度は失礼ではないのか、と、問いただしたそう。

してしまったことは仕方がないけれども、不快な思いをさせたこと、失礼な姿勢に対して、
口笛を吹いた人は、名乗り出て謝るべきではないのか。

感謝、礼儀を重んじる学校の姿勢もあって、
そのまま授業が中断され、1時間全部を使って、話し合いになったらしいのです。

「やった奴は早く名乗り出て謝れ」という子に、クラス全体も、同調して、
口笛を吹いた子を責めるような雰囲気になったそうなのですが、
誰も名乗り出なかったそうです。
そして、少しずつクラスが静かになって、最後は、

「口笛を吹いていた人だけではなく、知っていて止めなかった人も悪い」
「その人だけを責めているクラスの雰囲気はよくないと思う」

という意見がでてきたのだそう。

間違いなく、誰かが口笛は吹いていたし、
叱られる前にも口笛を吹いていた子はいて、
きっと、その子たちの近くにいた誰かは、誰が「犯人」なのか、知っているかもしれない。
だけど、誰もが口をつぐんだ。
よくない行いをしてしまったのは、口笛を吹いた子も、それを聞いていた子も同じなのではないか、
ということでしょうか。

結局、そのまま授業が終わり、1日が終わったのだそうです。

それを聞いた担任の先生が、翌日のホームルーム?で、
それぞれの思いを紙に書かせたら、何人かの子が口笛を吹いていた、と書いたのだそう。
(その中の全員が、授業が始まってからも口笛を吹いていたわけではないらしいのですが)

みんなの前では言えないけれども、思いがあるならば、
その思いをどうすればいいかを考えなさい、と子供たちに委ねたら、
授業が終わって、クラスの約半数の子どもたちが、
その授業の担当の先生のところに、謝りに行きたい、と先生のところに来て、
担当の先生のところに謝罪に行ったのだそうです。

***

彼らは、文字通り「中二」です。
物事をナナメから見て行動する(しない)子もいれば、
だけど、と律する子もいて、
関係ない「ふり」をして遠巻きに傍観する子もいる。

そんな中で、毅然と、そして丁寧に向き合う先生の姿や、
「自分(たち)はどうするか」を子どもたちに委ねたことは、
それがたとえ一瞬であっても、思春期の彼らにとっては、自分と向き合うかきっかけになったのではないかと思います。

きっと、中学生あるあるなのだと思います。
それでも、こうして子どもたちに向き合って導いてくださる先生方に、
心から感謝した個別懇談でした。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://letitshine.blog41.fc2.com/tb.php/1780-bf83b9ce
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。