こころをふんわり軽やかに 日々のあれこれを紡ぎます

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阪神淡路大震災から16年がたちました。

16年目にして、初めて、慰霊祭というものに参加しました。
私が住むまちの慰霊祭です。

私は、神戸市灘区で被災しました。
大きな縦揺れで、ふすまが私の寝ている布団に倒れてきて、
あわてて布団から出て階段の上段に座り込んで、
階段がいびつに曲がっていくのを見ながら、ゆれが収まるのを待っていました。

明るくなって外に出たら、目の前のお家が道路になだれるように倒れていて。
すでに玄関も窓も意味をなさない家の、やぶれた壁のすきまから、
お向かいさんは出てきました。

近くの友だちや知り合いのお家に行くと、
ほとんどの方と無事出会うことができましたが、
あちこちで、すすり泣き、号泣する姿があって。

「きっともう、暗いうちににげているよね」と話していた、
夜明けくらいから火の手があがっていた区画に住む先輩は、
そうであってほしいとあえて能天気に話していたのだけど、
残念ながら、その瓦礫の下で亡くなりました。
後日、僧侶の資格?を持つ先輩がお経をあげにこられました。

16年目にして、はじめて、起きて、あの日のあの時間を迎えました。
黙祷、という声に、
たった17秒と言われる揺れを思い出し、
命を失った方々が、安らかに眠ってくださるように、祈りました。

お子さんを、ご主人を、奥様を、家族を失った方々が、
静かに涙を流していらっしゃいました。
あの日は、いつまでたっても、私たちの記憶に、残っています。

長い間ずうっと、こうして震災の日がくるのが、イヤでたまらなかった。
それは、あの日の自分の無力さを感じたくなかったからなのかもしれません。

でも、昨年、息子の小学校で、防災教育の授業を参観したとき、
先生方が子どもたちに一生懸命伝えている姿と、
それを真剣に聞いて、 被災した小学校の先生が作詞作曲した歌、
「しあわせはこべるように」を大事に歌う子どもたちの姿と歌声に、
祈るということの大切さ、重さと、
震災を通して、子どもたちに伝えられるものがあるって、感じたのです。

あれから、それまでほどの「憂鬱感」はなくなったなぁ、と思っていたら、
何だかよくわからない間に、「まやさん、入ってるやんねえ?」なんて、
今年から発足した慰霊祭の会の会員に、名前を連ねることになっていて(笑)

仕事や他の行事などで、準備や打ち合わせに一切参加できませんでしたが、
今日は、仕事を休んで、がっつり朝からスタッフとして参加することにしました。

婦人会の幹部の方をはじめ、何かしら町内の団体で肩書きがついているような
何だかすごい方々の中で、眠気なんてどこへやら、
刺激的でドキドキした1日でしたが、

震災があったからこそ、
共に祈り、あの日を乗り越えて「今」生きていることを共に感じ、
震災を知らない子どもたちに伝えていく、というつながりを、
ものすごく強く感じました。

慰霊碑には、隣の小学校、幼稚園の子どもたちがクラス単位で訪れ、
手を合わせ、祈りを捧げてくれました。
慰霊碑の手前で、ちゃんと身なりを整えて、
寒いけれどもちゃんと背筋を伸ばして。

冒頭の映像は、幼稚園の子どもたちが歌ってくれた
「しあわせはこべるように」
の一部です。

♪ひびきわたれぼくたちの歌
 生まれ変わる神戸のまちに
 届けたい 私たちの歌
 しあわせはこべるように

震災を経験しているのは、高校生以上です。
記憶がある、という人なら、大学生以上になるかも。
だけど、こどもたちの歌は、ものすごく気持ちがこもっていて、
ことばにならない感動を覚えました。

小学校の子どもたちも

安らかに眠ってください。
あなたたちのことをぼくたち、私たちは忘れません。
ぼくたち、私たちは、毎日を大切に生きてくので、見守ってください。
心の中で、しっかり、静かにお話しましょう…

慰霊碑を前に、先生が子どもたちに伝えるいろんなメッセージに、
何度も、目がウルウルしました。

神妙な顔つきで、手を合わせる、頭を垂れる子どもたち。
手を合わせて祈ることがすでに
彼らが知らない過去や、それを知る者と「つながっている」のだと。
そう思いました。

でもって、私自身も、当時は「子ども」だったんですよね。
慰霊祭で一緒に活動しているほとんどの人は、すでに家庭を持っていて、
家庭を支え、動かしていた人たち。
その人たちが悲しみや苦労を乗り越えて、町をつくってきたことに、
改めて、敬意と感謝の気持ちを抱きました。

やるやるといいながら、結構おっちょこちょいでぼーっとしている私ですが、
少しでも、そういった方々に続いていければ。

こうした集まりに参加する私のツールも、
震災にあったりするんですよね。

来年は、息子も連れて行こうと思います。
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